2025.12.24

日独合同ミーティング2025 参加報告書 河村恒次(京都大学)

京都大学
河村恒次
令和7年9月25日から27日まで、ミュンヒェン郊外で開催された日独合同若手ミーティング2025に参加しました。私にとっては初めての海外学会、そしてそもそも初めての海外渡航であり、このミーティングのために初めてパスポートも取得しました。年始の段階で論文が出ていたこともあり、自身の研究を海外に知ってもらうこと、そして海外の若手と交流し生涯のライバルを得ることを目指して参加を決めました。
 初の長時間フライトや、飛行機欠航による振替など貴重な経験をしながらミュンヒェンに降り立ち、休む間もなく高速列車でハイデルベルクに移動しました。day 0企画としてハイデルベルク大学のみなさんの研究発表を聞き、ドイツ流の拍手や挙手も見ることができました。遠くに見えるハイデルベルク城はかつて神聖ローマ帝国の選帝侯を務めた家系の城と聞き、国の歴史も感じることができました。
 翌日、時速130kmのアウトバーン疾走などを駆使して、会場ライゼンスブルク城に到着しました。中世の古城を改築した施設の地下にセミナー会場があり、敷地内には宿泊用の長屋が併設されていました。私は腸の蠕動運動について12分の口頭発表行いました。これまで日本国内で海外ゲストを迎えての英語発表を何度か経験させていただいていましたので英語発表自体に抵抗はなかったのですが、聴衆に意識を向けてもらう仕掛けは練って行って正解でした。参加する前のイメージとして、ヨーロッパのメンバーと言えばみな熱心に発表を聞き、活発に質問をするものと思っていましたが…みなさまわりとシビアであり、「聞いてもらう」ことも含めてこちらの責任であることを実感しました。他のみなさんの発表も、内容はもちろん如何にしてわかってもらうかのアイディアという観点からも非常に勉強になりました。見聞きした発表内容はハイデルベルク、ライゼンスブルク城、口頭・ポスターすべてにおいて多岐にわたっており、まったく聞いたことのない新しい実験動物の提案から植物の気孔、AIの活用法、オルガノイドまで様々でした。特に微生物と植物の研究は普段自分が触れられていないものであり、たいへん創意を刺激されました。発表内容を聞きながら、同じラボの出身者を推測することもひそかな楽しみでした。
 学会全日を通してそうであったのですが、ディナーはいわゆる「社交の場」でした。互いに”初めまして”な状態から、恐る恐る名乗り、出身地、研究内容などから話題を探ってゆくのは難しくもありながら、非常に楽しい時間でした。今後のキャリアの中で絶対に必要になってくる能力ですから非常に良い経験ができたと思っています。また、趣味として様々な外国語を学習(蒐集?)することが好きな私にとって、現在ドイツに留学に来ているドイツ外からの院生も含めて様々な外国語が試せる場は非常に楽しかったです。空港のお店で手厳しい歓迎を受けた私はドイツ語で話すことを少しためらっていましたが、院生メンバーは暖かく、向こうも少し日本語を交えてくれるなど楽しい時間となりました。ただ、仲良くなる際に相手の母語が話せることで距離が縮まる側面はあるものの、その場にいるメンバー全員が理解できる言葉は結局のところ英語なので、複数人であつまってコミュニケーションするときに相手の母語ができることは必ずしも便利ではないことを知りました。アカデミアで国際交流をしていく上での良き第一歩になったと感じています。今回、ドイツ人を中心とした海外メンバーと交流できたことに加えて、同じ日本から行ったメンバーとも新たに知り合えたことをうれしく思います。
 このたび旅費・宿泊費をご支援いただきました日本/ドイツ発生生物学会関係者の皆様に心より感謝申し上げます。いま海外学会を考えている同志諸君におかれましては、とても良い経験ですから強く参加をお勧めしたいと思います。
2025.12.24

日独合同ミーティング2025 参加報告書 久新桃子(大阪公立大学)

大阪公立大学
久新桃子
2025年9月25日から27日にかけてドイツで開催された日独合同若手ミーティングに参加しました。参加を決めた当初は英語力に強い不安がありましたが、せっかくの機会なので挑戦したいと思い応募しました。
渡航の往路では飛行機の遅延など予期せぬトラブルに見舞われ、不安なスタートとなりました。ミーティング初日の発表は英語を聞き取るのが難しく、内容を追うのに精一杯でしたが、日が経つにつれて少しずつ耳が慣れ、理解できる場面が増えていったことは大きな励みとなりました。
自身の口頭発表では、質疑応答でなかなか思うように英語が出てこず、考えている内容を英語で表現する難しさを痛感しました。論文を読むだけではなく、生きた英語に触れあいながら議論することの重要性を強く実感した瞬間でもありました。こうした経験を通じて、英語力をさらに高めていきたいという思いが一層強くなりました。また、帰国後に参加した日本語での学会発表では、英語発表を経験したことで以前より落ち着いて臨むことができました。
本ミーティングでは、国内外の多くの若手研究者と交流することができました。普段のラボでは主に後輩と接することが多いため、さまざまなバックグラウンドを持つ先輩研究者や同期の学生と直接話せる機会は新鮮であり、大きな刺激となりました。さらに、本ミーティングで知り合った博士後期課程の学生さんとは、帰国後、別の学会で偶然再会することもあり、研究者としてのつながりが広がっていくことを実感しました。
 多くの口頭発表を聴講する中で、海外研究者の話し方が明快で聞き取りやすく、伝え方の工夫がとても参考になると感じました。英語のポスター発表についてもこれまで敬遠しがちでしたが、一対一で丁寧に説明していただくことで理解が進み、積極的に質問することができました。英語でのコミュニケーションが「難しさ」だけでなく「楽しさ」として感じられるようになったことは、本ミーティングで得られた大きな収穫でした。
 最後になりましたが、このような貴重な学びと交流の機会を与えてくださった日本発生生物学会および関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
2025.12.24

日独合同ミーティング2025 参加報告書 Florian Neugebauer(大阪大学)

大阪大学
Florian Neugebauer
I was privileged to be granted the opportunity by the JSDB to attend the 15th GfE School, 25-27.09.2025, titled “Lineages: Revealing How Cells Make Embryos and Tissues”. The meeting was a joint meeting between the Gesellschaft für Entwicklungsbiologie (GfE) from Germany and the JSDB. It hosted a range of high quality presentations discussing cell lineages in various contexts using different model systems and methods.
The conference was held at the Wissenschaftszentrum at Schloss Reisensburg in Günzburg, Germany. Due to the nature of the venue, we all stayed at the same accommodation and shared meals together, this provided many opportunities for scientific discussions which I enjoyed a lot.
At the conference, I presented a poster showing my latest results concerning the genetic regulation of left-right asymmetry formation in the anterior gut of Drosophila. I was able to have several interesting discussions regarding my research from which I was able to obtain new ideas. For this reason alone, it was a fruitful meeting for me.
I am very grateful to the JSDB for enabling me to attend this meeting.
2025.12.24

日独合同ミーティング2025 参加報告書 クォン・スンジュン(九州大学)

九州大学
クォン・スンジュン
この度、日本発生生物学会から旅費のご支援をいただき、ドイツバイエルン州ギュンツブルクで開催された日独発生生物学会合同ミーティング2025に参加しました。テーマは「細胞はどのように胚を作るのか~オルガノイド、細胞系譜、メカニカルストレスからのアプローチ~」で、日本から約10人、ヨーロッパ(主にドイツ)から約35人が参加し、全員が口頭かポスターで発表する、若手研究者を中心としたSchool(相互交換型セミナー)でした。私は帰省がてら韓国の学会に参加したことはありましたが、日本か韓国以外の国際学会に行くのは初めてでしたので、緊張もしましたし、ワクワクする感じでした。ドイツに行ったのも初めてで、ドイツ語もDankeくらいしか話せないので期待半分、不安半分でした(みんな英語が流暢だったので、この点は大丈夫でした)。英語のテーマは「Lineages: Revealing How Cells Make Embryos and Tissues」で、細胞系統の話がメインの発表もありましたが、(私を含め)細胞系統にそれほどフォーカスしていない話もありました。どちらかと言うと、動物から植物まで、多様な生物での様々な発生の話が聞ける会だったと思います。Schloss Reisenburgというお城の中に会場と食堂と宿があって、3日間城門を出ることなく、朝7時半〜の朝食から、ポスター発表が終わる夜10時半くらいまで色々な発表を聞いて、ディスカッションして、新しい人と楽しくお話しする時間でした。ご飯は(ドイツの人によると)かなりドイツ風の食事でしたが、結構美味しくて、特に私が発表する直前のランチがとても美味しいサーモンステーキで幸せでした。個人的に一番面白かった発表はSteffen Lemke先生(Uni. Hohenheim)のハエのGastrulationの話で、多様なハエで比較発生学的な研究をされていて、恥ずかしながらハエにもGastrulationにもそれほど詳しくない私にもすごく興味深い研究でした。結びになりますが、このような豊かで楽しい合同ミーティングを主催し、また支援、企画してくださった日本およびドイツ発生生物学会の関係者の皆様に深く感謝いたします。特に出国前から帰国まで大変お世話になりました奥村美紗子先生と鈴木孝幸先生に厚くお礼申し上げます。
2025.12.24

日独合同ミーティング2025 参加報告書 森川愛実(九州大学)

九州大学
森川愛実
9月25日から27日に開催された「15th GfE School」に参加させていただきました。

本会では、口頭発表とポスター発表が行われました。また、24日にハイデルベルクで「5th GfE-JSDB young scientist exchange meeting」にも参加し、COSの研究者との交流や施設の見学をすることもできたので貴重な経験になりました。

ミーティングでは、胚の形態形成に関する研究を中心に、脊椎動物、非脊椎動物、植物の様々なモデル生物を使った研究を聞くことができました。胚内に分泌されるタンパク質やメカニカルストレスに注目した形態形成に関する発表が多く、胚内での細胞移動を研究している私にとって非常に参考になりました。各発表後には活発な質疑応答が行われ、異なる研究分野の人も質問をしていたことが印象に残りました。発生学の知識を広く持つことで、多様な研究分野に対して議論を行うことができるのだと感じました。ポスター発表では、全て英語なのですぐに理解できない部分もありましたが、こちらの質問に発表者が丁寧にわかりやすく説明していただいたので、理解することができました。また、休憩時間にはディスカッションを行い、自身の研究の参考にできたのでよかったです。私は本会で口頭発表を行なったのですが、英語で口頭発表を行うのは初めてだったのでかなり緊張していました。しかし、発表を通して多くのディスカッションを行うことができたのでとても良い経験になりました。

本会を通して、英語力とプレゼンテーション能力の向上が課題だと感じました。研究発表が英語のため理解が難しい部分があり、質問応答でも英語がすぐに出てこなかった時がありました。国際学会で円滑なディスカッションを行うために、英語力を向上することが必要だと感じました。また、研究発表では、アニメーションや図などを効果的に利用した発表が多かったのが印象的だったので、自身の発表においてもスライドや話し方を工夫し、聴衆に興味を持ってもらえる発表をしたいと思いました。

最後になりますが、本会を開催してくださった関係者の皆様、ドイツでの移動を補助してくださった先生方、そして旅費支援をしてくださったGfEならびにJSDBの皆様に、心より感謝申し上げます。
2025.12.24

日独合同ミーティング2025 参加報告書 飯川寛子(九州大学)

九州大学
飯川寛子
この度は、GfE-JSDB exchange meeting for young scientists(ハイデルベルグ)及びGfE summer school(ギュンツブルグ)に参加させていただきました。
 私は今回初めて、研究発表のために海外に行きました。また、私自身これまでの人生でドイツに行った経験が一度もなかったので、とても楽しみにしながら現地に向かいました。陸路を合わせると約35時間かけて向かったハイデルベルグですが、プレッツェルやクリスマスクッキー、果物の盛り合わせで盛大にお迎えしてもらい、一瞬で疲れが吹っ飛びました。(Thomas先生が中心となり準備してくださったそうです、ありがとうございます!)我々を含め30人弱がミーティングに参加しており、口頭発表では活発に議論が行われ、日独の多くの若手研究者たちと交流することが出来ました。口頭発表の後は、ハイデルベルグ大学の研究室を見学させていただき、メダカの飼育施設や3D再構成用の特殊な顕微鏡等、また普段それらを用いてどのように研究を行っているかを教えていただきました。ちょうど発表を聴いた直後だったのもあり、それら結果が実際どんな技術を使って得られたものであるかをこの目で見ることが出来て、非常に興味深かったです。
 次の日はGfEの先生たちの車に乗せていただき、ギュンツブルグに向かいました。道中、先生のガイドで城がある場所を教えてもらったのですが、曇天・小雨続きで、結局ハイデルベルグ城とギュンツブルグ城の他に見ることはできませんでした。しかし、高校時代地理で習った天候がまさに目の前で起こっていることに感銘を受けました。(ちなみに、夜はからっと晴れており、ギュンツブルグ城の屋上からは天の川と遠くで光る雷のマッチングを見ることが出来ました。)現地でドイツ側からの参加者と合流し、さっそく午後からセッションが始まりました。今回、“細胞はどのように胚を作るのか~オルガノイド、細胞系譜、メカニカルストレスからのアプローチ~”というテーマで開催されました。今回の発表者はモデルとして植物から動物まで多様な生物を選んでおり、3日間興味深く話を聞くことが出来ました。私は、様々な生物の中で「規則正しく配置される」、という現象に興味があります。当然それらはゲノム・エピゲノム情報に基づいてルールに従って配置されているわけですが、発生を縄張りとする我々としてはそれを理解したいと思ってしまいます。今回の演題にも、そのような規則正しい縞々やドット状の遺伝子発現・物質の配置、適切な場所で起こる特定の現象等に着目しているものがあり、大変興味深く聴かせていただきました。それぞれ全く別の生物・スケールで見ているのに、同じような現象が全く違うメカニズムで起こっているということを俯瞰的に見ることが出来、とても面白かったです。皆さんの問題解決方法も本当に多種多様で、分子遺伝学的、光遺伝学的アプローチや、力学的アプローチ、数理モデルの作成及びシミュレーション、またAIを使用している研究もありました。また、目的達成のために新しいソフトウェアを開発している方も多く、問題解決のためにはあらゆる手を尽くすその姿勢から、多くを学ばせていただきました。
 
 私の発表は“The study of molecular mechanism which retain the migrating primordial germ cells in the mesentery”というタイトルで行いました。発表は緊張しましたが、質疑応答及びその後個人的な質問で、実際のPGC移動環境について、過剰発現についての懸念、カルシウムと移動の関係性について等、多数質問・意見を頂くことが出来ました。また、数人の方に「分かりやすい発表だった」と声をかけて頂き、言語の壁を越えて研究について自身の研究が伝わっていることに感動しました。
しかしながら、今回のsummer schoolで自身の課題点も浮かび上がりました。それは、英語で聞いていると特に、一度話が分からなくなった時に、その後の展開の意味を見失いやすいということです。なぜ見失うかといいうと、やはり、英語の使用機会が日本では極端に少なく、英語で話を聴き続けることに慣れていないからだと思います。ここに関しては今後より鍛錬が必要だと感じました。ポスターセッションでは特に積極的に質問することによって、この問題をリカバーすることが出来ました。お互いに知りたい・伝えたいという気持ちでコミュニケーションを取り、私にとっては全く分野外の研究について理解できた時、コミュニケーションを諦めなくて良かった、と思いました。
実は2年前仙台で開催された日独若手ミーティングに参加していたのですが、その時出会った若手研究者数人に、時を経て会うことが出来ました。お互い顔を覚えており、2年間どんな研究生活を送っていたのか、またこれからの人生についてなど、いろいろと語り合いました。お互いに発生の研究を続けている限り、どんなに遠くてもまたきっと会えるのだなと実感しました。
最後に、本ミーティングの企画・選考等に関わってくださった日本発生生物学会及びドイツ発生生物学会の関係者の皆様方に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
Day0イベントでのウェルカムスナック。初めてこんなに大きなプレッツェルを見たので驚きました。
集合写真を撮ってくれているThomas先生。
2025.12.12

九州大学 生体防御医学研究所 遺伝子発現動態学分野 学術研究員(ポスドク)の募集

【団体名】九州大学 生体防御医学研究所 遺伝子発現動態学分野
【募集職種】学術研究員(ポスドク)
【募集人数】 1人
【募集の背景、プロジェクトの説明】
九州大学 生体防御医学研究所(附属高深度オミクスサイエンスセンター)遺伝子発現動態学分野では、マウス初期胚・生体組織・胚性幹(ES)細胞等をモデルとして、ライブイメージング、マルチモーダル空間オミクス、ゲノム編集、分子細胞生物学、生物物理学等の先端技術を統合し、遺伝子発現の「動態」と「ゆらぎ(ノイズ)」が生命現象をどのように規定するかを解明する研究を推進している。
本公募は、当研究室が注力する(1)転写バーストの制御機構、(2)遺伝子発現多様性と細胞運命決定、(3)老化に伴う細胞間遺伝子発現多様性の出現機構、のいずれか(または横断)に関する研究を、応募者の専門性と関心を踏まえて設定し、主体的に推進する学術研究員(ポスドク)を募集する。
研究室では、空間オミクス/多重FISH(seqFISH等)や単一遺伝子の生細胞イメージング等、時空間分解能の高い計測・解析基盤を活用できる。これらを通じて、発生・幹細胞・老化といった文脈での遺伝子発現制御原理の解明を目指す。
https://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/labo/ged/
【職務内容】
学術研究員(ポスドク)として、遺伝子発現動態に関する研究(転写バースト、遺伝子発現多様性と細胞運命決定、老化に伴う転写ノイズ等)を推進していただく。研究テーマは応募者の専門性・経験・関心を踏まえ、研究室の主題に沿って相談の上で決定する。
主な業務:
・マウス初期胚/ES細胞/培養細胞/加齢関連モデル等を用いた分子細胞生物学的実験、ゲノム編集、ライブイメージング
・単一細胞RNA解析、空間オミクス/多重FISH(seqFISH)、画像解析、統計解析・機械学習等を用いたデータ解析
・研究成果の論文化、国内外学会での発表
・大学院生・共同研究者・技術スタッフとの協働(必要に応じて学生指導を含む)
老化研究の直接経験は必須ではないが、関連分野での研究実績と、新技術の習得や学際的研究を推進する意欲を重視する。
【給与】
年収 : 400万円 ~ 600万円 年棒制(本学支給基準に基づき、能力・経歴により決定)
【勤務時間】
就業時間 : 08:30-17:15 休憩時間 : 12:00-13:00
休日 : 土・日曜日、祝日、年末年始、創立記念日及び夏季一斉休業日
時間外勤務、その他説明 : 同意に基づき、専門業務型裁量労働制を適用。1日7時間45分働いたものとみなす。
【必要な学歴・学位】
博士 (専門分野不問)
【業務における経験】
マウス操作に熟達している方、分子生物学に精通している方、また画像解析やビッグデータ解析の能力をお持ちの方を歓迎します。これらの経験をすべて持っている必要はございません。さらに、これらの技術やスキルを有していない方でも、新しい技術の習得に対する意欲がある方は大歓迎です。
新しい技術の習得や異分野融合研究への挑戦を厭わない意欲を重視します。老化研究の経験は問いませんが、関連分野で積極的に新手法を取り入れながら学際的研究を推進できる方を歓迎します。国際共同研究や共同プロジェクトへの参加意欲がある方は特に歓迎します。
【着任日】 : 2026年04月01日
(4月以降も応相談)
【契約期間】
任期あり - テニュアトラック以外
1年ごとに更新(年度末)。5年まで更新可。試用期間なし
【勤務地】
〒812-0054 福岡県 福岡市東区馬出3丁目1-1 九州大学 生体防御医学研究所 
遺伝子発現動態学分野
【待遇】
• 各種制度
通勤交通費支給制度 : あり
• 加入保険
健康保険、 厚生年金保険、労災保険、雇用保険: あり
• 待遇ー補足説明
当研究室では、研究スペース・研究設備・解析環境を整備し、学術研究員(ポスドク)が主体的に研究を推進できるよう支援する。ライブイメージング、マルチモーダル空間オミクス、ゲノム編集等の先端基盤を活用し、発生・幹細胞・老化に関わる遺伝子発現動態の解明に取り組める環境である。
研究成果の発信(論文投稿、国際学会発表)を重視し、必要に応じて旅費等の支援を行う。また、科研費等の外部資金申請について、研究所内のサポート体制(書類作成支援・添削等)を活用できる。将来的な独立に向けた研究実績形成、共同研究の立ち上げも支援する。
【募集期間】
2025年12月10日~2026年01月31日 必着
適任者の採用が決まり次第、募集を締切ることあり。事前面談や海外や遠方からオンライン面接も可能。

募集の詳細は以下を御覧ください。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D125120624
【連絡先】
九州大学
生体防御医学研究所 遺伝子発現動態学分野
落合 博
ochiai.hiroshi.403[at]m.kyushu-u.ac.jp ※[at]を@としてください
2025.12.12

iGCORE主催「第9回糖鎖技術研究セミナー」(オンライン)開催のご案内

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東海国立大学機構糖鎖生命コア研究拠点(iGCORE)では、「糖鎖」に関する研究力の向上とともに、我が国のイノベーション創出を実現すべく、「第9回糖鎖技術研究セミナー」を開催いたします。
「糖鎖ビジネスを成功させるには何が必要なのか〜糖鎖プローブレクチンの活用例と標準化~ 」
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「第3の生命鎖」とされる糖鎖は生命活動に不可欠な分子だが、その構造的複雑性が解析および応用の進展を阻害する要因となっている。
2005年、日本独自の迅速かつ高感度な糖鎖構造プロファイリング技術として「レクチンマイクロアレイ」が開発された。
本技術はNEDOプロジェクト(2005〜2007年)を経て速やかに製品化され、以降、米国食品医薬品局(FDA)にも採用されるなど、抗体等の糖タンパク質医薬品の糖鎖評価技術として高い評価を受けている(Mabs, 2024)。
加えて、先進医療分野でも微生物由来レクチンrBC2LCNを用いた未分化状態特異的糖鎖判別技術が確立され、iPS細胞の品質管理や分化誘導後の状態評価に活用されている。
しかし、これらレクチン関連技術の産業応用・事業拡大には依然として多くの課題が存在する。
本セミナーでは、スタートアップ企業による課題解決策と将来展望について考察する。
■日時 2026年1月9日(金) 午後 15:30~17:00
■場所 オンライン(Zoom)
■お申し込み
登録は下記 URLからお願いします。
https://zoom.us/webinar/register/WN_n1hA1W-0Q5Gen4maj3gxGg
■プログラム
講演会(15:35~16:35)
【講演1】 15:35〜16:05
   糖鎖ビジネスを成功させるには何が必要なのか〜キラーアプリの開発と標準化
    山田雅雄(合同会社エムック・代表)
【講演2】 16:05〜16:35
   画像を用いた細胞品質評価AIのビジネス化〜糖鎖標識技術への期待
    加藤竜司(名古屋大学大学院創薬科学研究科・准教授、株式会社Quastella・CSO)
【パネルディスカッション】(16:35~17:00)
   糖鎖ビジネス成功の鍵を握る「start-up」と「標準化」
パネラー:鈴木睦昭(国立遺伝学研究所国立遺伝学研究所、ABS⽀援室)
     高津吉広(生化学工業株式会社、糖質科学ネットワーキング室)
     中村公哉(名古屋大学、学術研究・産学官連携推進本部、事業開発推進室)
*詳細は下記URLをご覧ください。
https://igcore.thers.ac.jp/news/1181-2.html
2025.12.08

西郷薫先生 追悼

西郷薫先生(東京大学名誉教授)におかれましては、去る今月四日、享年八十歳にてご逝去されました。ここに謹んでご報告申し上げます。
西郷先生は、長年にわたり発生生物学の発展に多大なご貢献をなされ、多くの優れた研究者を育てられました。
卒業生の方々が現在も発生生物学をはじめとする様々な分野で活躍されていることこそ、先生のご指導の深さを物語っております。
私自身も学部・大学院を通じて西郷先生にご指導いただき、研究者として歩む礎を築いていただきました。
私が今日まで研究を続けてこられたのは、先生から受けたご指導があったからこそだと感じており、そのご逝去に接し、深い悲しみと寂しさを覚えております。

謹んで西郷先生のご冥福をお祈り申し上げます。

金沢大学新学術創成研究機構 佐藤 純
2025.12.03

JSDB会員サポート会費納入マニュアル(2025.12~)のお知らせ
=クレジット決済ができます=

日本発生生物学会 会員 各位

年会費のクレジット決済による納入を行うことができるようになりましたので、お知らせいたします。
JSDB are announce that you can now pay your annual membership fee via credit card.

会費納入マニュアルは、下記PDFをご参照ください。
Please refer to the PDF below for membership fee payment method manual.

JSDB会員サポート会費納入マニュアル(JSDB Member Support Annual Membership Fee Payment method Manual)(in Japanese)


※会員サポートへのログイン方法は、下記をご参照ください。
https://www.jsdb.jp/blog/article.html?page=1045


JSDB事務局
jsdbadmin@jsdb.jp