2025.10.08

Sir John Gurdon 追悼

I would like to express my deepest condolences on the passing of Sir John Gurdon.
I first met Sir John nearly forty years ago, shortly after I returned to Japan from the United States and had just begun my research in developmental biology. At that time, I had only recently started experiments using animal caps at the University of Tsukuba. During one of his visits to Japan, he kindly came to Tsukuba University. I still remember having lunch with him and Professor Satoru Kobayashi (University of Tsukuba) and some other colleagues at the hotel nearby, where we discussed the heterogeneity of animal caps. He also visited my laboratory, and the photograph we took together on campus remains a treasured keepsake for me and for the lab members of that time.
In the years that followed, Sir John visited Japan on several occasions—for the International Xenopus Conference, meetings of the Grant-in-Aid for Scientific Research on “Dynamics of Developmental Systems,” and conferences to promote genomics research on Xenopus laevis. On each occasion, he provided great inspiration to Japanese researchers. His receipt of the Nobel Prize in Physiology or Medicine in 2012, together with Dr. Shinya Yamanaka, was a tremendous encouragement to all of us working in developmental biology.
Sir John was a thoughtful and calm scholar, yet when it came to scientific discussions, he spoke with remarkable enthusiasm and passion. Although he was a great scientist, I will never forget the innocent, boyish smile that he would occasionally show.
I sincerely pray for the repose of his soul.

Naoto Ueno,
National Institutes of Natural Sciences, National Institute for Basic Biology
2025.10.03

Joint meeting of JSCB 77th JSDB 58thアンケート結果

アンケート結果は、こちらをクリックしてください。(PDF2323KB 15ページ)

№1. Joint meeting of JSCB 77th & JSDB 58thアンケート/ Survey for the Joint Meeting 2025

Q1.回答者の身分/ Participant’s position
Q2.回答者の年齢/ Participant’s ages
Q3. 回答者の所属する学会(複数選択可)/ your affiliation (multiple selection possible)
Q4. 合同大会としての規模は?(約1130名)/ Size of joint meeting (~1130 participant)
Q5.今大会についての全体的な感想/How would you rate this joint meeting?
Q6.今後も日本発生生物学会と日本細胞生物学会が合同大会を開催する場合、頻度として望ましいのは?/ Interval of JSCB-JSDB joint meeting
Q7. 他に合同大会の開催が可能な学会にはどのような学会がありますか? / Suggestion for potential partner society for joint meeting
Q8. 合同大会開催のメリットは?(複数回答可)/ Advantage of joint meeting (multiple selection possible)
Q9. 合同大会開催のデメリットは? (複数回答可)/Disadvantage of joint meeting (multiple selection possible)
Q10. 大会に参加して有意義と思ったもの(自分の発表以外)は何でしょうか?/ What was most interesting session for you?(Other than own presentation) (multiple selection possible)
Q11. 大会に参加することで期待する情報は何でしょうか?/  What do you expect from joint meeting?
Q12.大会参加費の値段について/Registration fee
Q13.懇親会費の値段について/Reception fee
Q14. 学会会場の使い勝手(交通、案内、会議室間の移動、会議室の広さ・照明・音声など、食堂・トイレ設備、託児所など)についてご意見をお聞かせください。/ /Comments the meeting venue (access, guidance, connection between rooms, size of rooms, lighting and sound, restaurant, toilet, child care) .
Q15.今回大会の良い点悪い点を踏まえ、今後の合同大会の運営についてご意見をお聞かせください。 /Suggestion for improvement
2025.09.22

会員サポートリニューアルのお知らせ

JSDB会員サポートシステムをリニューアルしました。
ログイン方法および会費納入方法は、下記PDFをご参照ください。
The JSDB Member Support System has been renewed.
Please refer to the PDF below for login methods and membership fee payment methods.

JSDB会員サポートログインマニュアル(JSDB Member Support Login Manual)(in Japanese)

※MFA認証(多要素認証)について
会員ID、パスワードを入力後、登録されたメールアドレスに確認メールが届きます。
お手数ですが、ログインするたびに、同様の手続きが必要になりますので、メールの確認をお願いいたします。

送信者:一般社団法人日本発生生物学会
件名:【一般社団法人日本発生生物学会】 MFA認証メール
2025.08.06

公益財団法人 上原記念生命科学財団 「設立40周年記念講演会」YouTube公開のご案内

先日開催しました「設立40周年記念講演会」は、お陰様で大盛況のうちに終了することができました。
多くの方からアーカイブ配信のご希望があり、当日のご講演を上原財団YouTubeチャンネルにて公開しましたのでご連絡申し上げます。

 ●YouTubeチャンネル(40周年記念講演会 再生リスト)
 https://youtube.com/playlist?list=PLqlR2S2JxBDRgJIYQTLPGdcrDbh7B7IwC&si=iMFDihJO3215K8-C
 
ぜひご覧ください。
2025.07.29

第 7 回「高校生 生きもののつぶやきフォトコンテスト」募集のご案内

今年も地球生物プロジェクト委員会が中心となり
「第7回高校生 生きもののつぶやきフォトコンテスト」を行います。

https://seikaren.org/news/18168.html

締切:2025年10月31日
2025.05.27

【JSDB】(一社)日本発生生物学会 第七回定時社員総会の出欠登録のお願い

日本発生生物学会 会員 各位

下記要領で第七回定時社員総会を開催いたします。
日時:6月12日(木)12時~13時00分
会場:オンライン開催(ZOOMミーティング予定)

下記URLにアクセスいただき、出欠登録を行ってください。
出欠登録期間:2025年5月27日(火)から6月6日(金)24時まで
https://forms.gle/vVaz4G5qDhgWh9w2A
※出欠登録期間が短くてすみません、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


定款十八条に基づき、過半数の出席が必要です。会員の方は、必ず出欠登録を行ってください。
参考)定款第十八条「社員総会の決議は、法令またはこの定款に別段の定めがある場合を除き、総社員の議決権の過半数を有する社員が出席し、出席した当該社員の議決権の過半数をもって行う。」

1. 総会に出席されます会員の方も登録をお願いいたします。
2. 欠席予定の方は、登録いただくと委任状提出済となりますのでご協力をお願いいたします。
3. 出欠登録には、会員番号と氏名の入力が必要です。会員番号と氏名はこのメールの1行目にありますので、確認してください。
4. 出欠登録を変更したい場合は、6月6日(金)までに事務局 (jsdbadmin@jsdb.jp) までお知らせください。

※PIの皆様には、研究室にいらっしゃいます会員に必ず出欠登録を行うよう促していただけますと助かります。

その他、不明な点がある場合は、事務局 (jsdbadmin@jsdb.jp) までお知らせください。
ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

この内容は、学会HPにも掲載しています。
URL:https://www.jsdb.jp/blog/article.html?page=986

(一社)日本発生生物学会 会長 高橋淑子
2025.05.04

第77回日本細胞生物学会・第58回日本発生生物学会合同大会 参加登録締切およびLate Breaking Abstract受付のご案内

日本細胞生物学会・日本発生生物学会 会員の皆様へ

(1)参加登録締切および参加費支払い期限のご案内
第77回日本細胞生物学会・第58回日本発生生物学会合同大会の事前参加登録締切は、5月30日(金)です。
詳細は、以下をご覧ください。
https://pub.confit.atlas.jp/en/event/jscbjsdb2025/content/sanka_touroku

特に学生参加者の方は、5月30日までに登録を行うと大会参加費が無料となりますので、忘れずに登録を行ってください。
参加費の早期支払期限は、5月30日(金)です。


(2)Late Breaking Abstractを受け付けます!
第77回日本細胞生物学会・第58回日本発生生物学会合同大会では、Late Breaking Abstractの申込を受け付けます。
受付期間は、5月1日(木)~15日(木)です。発表を希望されます方は締め切りまでにお申し込みをお願いいたします。
詳細は、以下をご覧ください。
https://pub.confit.atlas.jp/en/event/jscbjsdb2025/content/abstract_submission

不明な点などご質問がありましたら、jscb-jsdb2025@jsdb.jp までお問い合わせ下さい。

名古屋で皆様とお会いできることを楽しみにしております。どうぞ奮ってご参加・ご応募いただきますようお願いいたします。


日本細胞生物学会第77回大会
大会長  井垣 達吏
日本発生生物学会第58回大会
大会長  大澤 志津江
2025.04.09

個人情報漏洩の可能性に関するお知らせとお詫び(2025/04/09)

日本発生生物学会 会員各位 (対象:入会日が2025年3月6日以前の方)

この度、当会契約のレンタルサーバー(エックスサーバー)内にあります会員管理システムが一時的に第三者による不正なアクセスを受けたことが判明いたしました。
これまでに会員の皆様の個人情報が漏洩したという報告はございませんが、調査を行いました結果、漏洩の可能性を完全には否定できない状況であるため、現時点までに明らかになっていることおよび今後の対応につきましてご報告申し上げます。

■対象となる可能性のある個人情報
会員番号・会員番号に紐づくパスワード・氏名・所属先名称・所属先住所・電話番号・メールアドレス・生年月日・性別
________________________________________
漏洩の可能性のある個人情報には、クレジットカード情報は含まれておりません。
________________________________________
① 現在の対応状況
現時点では被害報告は上がっておりませんが、当会では速やかに会員管理システムの国内外からのアクセス遮断および調査を行い、データベース内に不正なコードの混入がないことを確認しました。
② 会員の皆様へのお願い
万が一、当会を名乗る不審なメールや電話等があった場合には、対応せずに当会までご連絡いただけますと幸いです。また、会員管理システム再稼働後にパスワードの変更やセキュリティ対策の強化をお願いいたします。
③ 今後の対応とお詫び
この度は、皆様にご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。再発防止のため、reCAPTCHAを導入して、セキュリティ強化をさらに徹底し、皆様の個人情報保護に努めてまいります。
※会員管理システムの再稼働は、4月下旬を予定しています。
対応済み:
学会のメールアカウントやWEB関連で利用する各種サービスやアクセスのパスワード変更
対応予定:
reCAPTCHA導入およびパスワードの桁数増加、クレジット決済システムSquareの3Dセキュア導入
※合わせまして、会員管理システムの刷新を予定しています。

特記事項:
第58回大会(名古屋)の演題登録に際しまして、2025年度会費納入は、会員管理システム再稼働まで猶予を設けることとしました。会員管理システム再稼働後、年会費の納入をお願いいたします。

ご不明点やご心配な点がございましたら、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

【お問い合わせ先】
一般社団法人 日本発生生物学会 事務局
電話番号:078-306-3072
メールアドレス:jsdbadmin@jsdb.jp
(一社)日本発生生物学会
会長  高橋淑子
2025.03.26

医療機器の臨床研究に関する相談窓口のご案内

この度、[医療機器の臨床研究に関する相談窓口]の紹介資料を作成しましたのでご案内申し上げます。

[相談窓口のウェブサイト]
https://www.rinsyoukenkyuu-md.mhlw.go.jp

[ご相談頂ける内容の例]
• 計画している臨床研究の臨床研究法への該当性の相談
• 臨床研究法における必要な手続きの情報提供
• 研究実施体制に関するご相談
• 医療機器該当性に関する窓口のご案内

臨床研究法への該当性をはじめ、医療機器の臨床研究の全過程におけるご相談に応じ、適切な判断の下に安心して研究を進めていただくお手伝いをします。
2025.01.06

高橋会長メッセージ(2025年1月)

2025年、あけましておめでとうございます。
先の会長選挙の結果をうけ、2期目も会長として務めさせていただくことになりました(正式には6月の理事会と総会での手続きを経て決定されます)。少々気が早いですが、2期目もどうぞよろしくお願い申し上げます。

「正月休みぐらいは心穏やかに過ごせる(あるいは過ごしたい)」という気持ちは、以前は当たり前のように受け止めておりましたが、1年前の能登半島地震を受け、大地震は元旦でもお構いなく襲ってくるということを思い知らされました。能登半島の復旧復興が遅々として進まない現状を見るたびに心が痛みます。一方で、炎天下そして雪降る中での若いボランティアたちによる懸命な貢献の姿を見ると頭が下がる思いであり、日本の未来も明るいぞという気持ちになります。

ところで、私たちは発生生物学者としてどのような社会貢献ができるのでしょうか。昨今、研究費応募時や成果報告時において、「社会貢献」という言葉と対峙することが多くなりました。いろんな人と話をしてみると、この言葉は治療法や創薬、特許、(メディアや市民講座などによる)アウトリーチ活動といったイメージとして捉えられているようです。もちろんこれらの活動も重要ですが、ともすればこれらのウエイトが強調されすぎて、基礎研究の本質を見失っているのではないかと感じるケースも散見されます。これは日本のみならず世界的な潮流のようで、海外の友人(発生生物学者)と話をすると、このような潮流を憂いている人も少なくありません。

私自身は、本質を探る優れたサイエンスそのものが、未来の社会づくりに大きく貢献するはずである、と確信しております。しかしそのためには、我々科学者も相当の努力をする必要があります。必死に脳みそを絞って考えるのはもちろんですが、たとえば学会や研究会で、研究成果やその発展性などについて真剣に議論をすることも重要です。そのためには、研究発表が一方通行ではなく、広く聴衆に理解される必要があります。また自分の専門外の分野にも好奇心をもって近づくことも有効です。「次世代に向けた社会貢献」は、このような日々の地道な努力があってこそといえるでしょう。プロ同士、心を揺さぶる(揺さぶられる)研究が、日本発生生物学会から次々に生まれるような学会運営を目指してまいりたいと思います。

今年は、7月に日本発生生物学会と日本細胞生物学会の合同大会が名古屋で開催されます(JSDB大会長:大澤志津江さん、JSCB大会長:井垣達吏さん)。普段あまり目にしないトピックスにも大いに首を突っ込んでみてください。きっと何か新鮮な発見があるはずです。また来年の2026年発生生物学会大会(@広島:荻野肇大会長)では、フランス発生生物学会とのジョイントシンポジウム等も企画され、多くの発生生物学者がフランスから来訪される予定です。

最後に私からのお願いメッセージをもって、新年の挨拶といたします。
「(特に中堅の人たちは)これから「目利き」として日本の発生生物学を支えていって欲しい。(全学会員のみなさんは)無限の伸びしろをもっている今の学生たちに、発生生物学のワクワク感をたっぷり語って欲しい。」

2025年も、のびのびと はっちゃけてください!
2025年1月
日本発生生物学会 会長(代表理事)
高橋淑子