2025.09.08

海外便り№18 山川隼平さん (Institute of Zoology and Evolutionary Research Friedrich Schiller University Jena)

山川 隼平
Postdoctoral fellow, Institute of Zoology and Evolutionary Research, Friedrich Schiller University Jena
https://shumpeiyamakawa4848.myportfolio.com/home
1. はじめに
 ドイツのイェーナ大学でポスドクをしている山川隼平と申します。まずは本稿の執筆機会を頂いた入江直樹先生にお礼申し上げます。
 ドイツでの生活も早4年目に突入しましたが、これまで自分なりに楽しく過ごせてきたと思います。本稿の執筆にあたって、何を書くべきかあれこれ迷走したのですが、こちらでの生活のみをお伝えするよりも、多少なりとも他の方に参考になるような事柄を書き留めることにしました。海外と日本の甲乙をつけるような話ではなく、一個人の見解としてご覧いただけると幸いです。

2. 研究と受入先について
 私は筑波大学の和田洋教授のもとで2022年に学位を取得しました。比較発生学や進化発生学が自分の専門分野で、特に海産無脊椎動物を主な材料とした、いわゆる非モデル動物の研究に携わってきました。筑波大ではヒトデやウニなどの棘皮動物を用いていましたが、現在は節足動物や線虫類を含む脱皮動物という分類群を対象に移し、その名に冠する脱皮の進化について研究を進めています。イェーナに渡航して以降、節足動物と比較的近縁なクマムシが、昆虫と同様にエクダイソンホルモンを用いて脱皮を制御していることを明らかにしました(Yamakawa and Hejnol, 2024)。一方で、線虫類においては少なくとも3つの系統でエクダイソン受容体が独立に喪失していることを見出し、別のホルモン受容体による制御が進化的に保存されている可能性を指摘しました(Yamakawa et al., preprint, 2025)。これらに加えて、現在は鰓曳動物や動吻動物等での研究を進めており、包括的な脱皮制御の進化史の復元に取り組んでいます。ご興味がある方は以下の論文をご覧ください。
https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(24)01450-7
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2025.01.27.634690v2

 私が暮らすイェーナという街は旧東ドイツ圏に位置する人口10万人程度の中規模な街です。シラーやゲーテなどの名だたる哲学者が教鞭をとった歴史的な大学街であり、また顕微鏡などの光学分野で有名なCarl Zeissの発祥地でもあります。ともあれ、発生学徒にとっては反復説を提唱したエルンスト・ヘッケルのお膝元であったことが最も関心を惹くのではないでしょうか。私の所属であるInstitute of Zoology and Evolutionary Researchはヘッケルが創始した博物館とともに長年動物学的な研究が活発に進められてきました。当時の建物や博物館は今なお健在で、ヘッケルの旧オフィスは現在われわれの分子生物学実験室になっています。歴史的な建物として扱われているために、エアコンをつける工事が難しいなど不便なところも多いですが、博物学的な雰囲気の残る構内を私は気に入っています。
(上) 左からイェーナの街並み, Zoology Institute, イェーナを流れるザーレ川
(下) 自宅近辺で見かけた脊椎動物たち(ハリネズミ、カエル、ビーバー)
受入先のAndreas Hejnol (アンドレアス・ハイノル)教授は動物学・進化発生学界隈では著名な研究者で、特に無腸類や鰓曳動物、箒虫動物、腕足動物、紐型動物など、多くの方が名前も聞いたことのないような様々な分類群を扱ってきました。その根底には、少数のモデル生物の比較だけでは動物の系統を適切に反映できず、進化プロセスの再構築が誤ってしまうという考えがあり、沢山の「マイナーな」生物群の比較解析から、動物の系統や体軸形成、中枢神経の進化など動物学研究の本流とも言えるような対象に様々な考察を与えてきました。私が脱皮進化の研究を始めたのも、このラボの強みを用いつつ、自分の研究として確立できるようなテーマとして適当だと考えた側面があります
 Andreasはとても愉快な人で、ぶらりと私たちのオフィスに遊びに来ては、グラントの話、論文の投稿状態、過去の思い出話、果ては歯医者に行ってきた話などをずらっと話出し、立て続けにジョークを発した後、颯爽とオフィスから出ていきます。あるいは隣のオフィスに同じ話をしに行くこともあります。このような性分こそが、世界中の研究者や研究所との親交を築き、上記で述べたような多様な動物比較を可能にしているように思えます。なかなか真似できるようなことではないのですが、学ぶことは多いです。また申請書きや論文投稿の対応の仕方から雇用まで、熱心にサポートしていただいており、とても感謝しています。
(写真) ハリガネムシ採集に勤しむ著者とAndreas
3. 現在の生活で気に入っていること
 ドイツに来て良かったことの一つは、自分の研究や勉強に割ける時間が増えたことだと思います。その大きな要因としては、ラボの構成メンバーが筑波大在籍時とは大きく変わったことにあります。例えば、現在ラボには3人のテクニシャンと秘書1人が在籍しており、生物の世話や試薬作り、消耗品の発注などにあまり時間が割かれなくなりました。特にテクニシャンの一人は生物の飼育管理が主な仕事で、海水の準備や飼育方法の最適化も図ってくれています。また、現在の私の所属ラボはポスドク中心に運営されており(ポスドク5人, 博士後期課程3人)、後輩への指導などの時間へ割かれることが少なくなりました。私はそのような教育・指導は好きでしたし、むしろ勉強になったので、以前の状態に不満はありませんが、こちらのラボに移ってからはのんびり物事を考える時間が増えました。
 所属ラボの風土的にも各々がのびのびと研究に勤しんでいるように思います。例えば現在ラボではクシクラゲや環形動物、無腸類などを用いながら各人が独立的に研究を進めています。週一で全員参加のラボミーティングはあるものの、結果を随時共有するというよりは、それぞれの進捗は各人に委ねられており、私自身もAndreasと直接的にスライドを見せて研究の話をするのは年に数度くらいの頻度です(当然、細かな相談はもっと頻繁ですが)。またラボの滞在時間も固定されておらず、ライティングやローカルPCでの解析が中心の時は家から出ない週もあったりします。このような体制は、ポスドク中心のラボでこそ成立していると思いますし、良い側面だけではないのも自明ですが、少なくとも現状の私にとっては快適に思います。
 上記の変化は私個人の環境に大きく依存しているのですが、日本から海外に出向く多くの場合に当てはまるとも思います。例えばこちらのラボではテクニシャンやラボマネージャーがいることはそれほど珍しいことではなく、海外でポスドクを送る方はその恩恵を受ける場合が多いと予想します。制度的な仕組みに加えて、時間的な大らかさが日本とは随分と異なるとも感じます。例えば、オフィスにいつ来ていつ帰ることを誰も気に留めない印象を持っており、根本的には他者の行いにケチをつけない、それぞれのペースを尊重する、といったことが重視されている文化の産物に思います。主語を大きく、海外では〜と言うつもりはありませんが、私が現在感じているような時間的な大らかさを日本国内でどれほど感じられるのかは不明瞭に思えます。仕組み的にも精神的にもゆとりがある環境の中で研究を進めることを好む方も多いのではないでしょうか。
(写真) 私の飼育している脱皮動物たち(左から線虫Plectus sambesii,クマムシHypsibius exemplaris, エラヒキムシ Halicryotus spinulosus)。いずれも脱皮中の写真
4. フェローシップや雇用に関して
 海外にポスドクで出る上での大きな懸念はフェローシップや雇用についてだと思います。私自身そのような情報を色々と探し回った過去があり、自らの経験についても少し詳しくお話しすることにします。概して私はJSPSの海外特別研究員制度(いわゆる海外学振)を用いてドイツに渡り、その後は大学に雇われる形で過ごしています。よく言われることとは思いますが、フェローシップを持っていることは研究をスムーズに始める上で有用だと感じています。渡航自体がフェローシップの獲得に依存していた側面もあり、また申請書作成に当たってのPIとのやり取りもとても大事だったと感じています。

4.1. 海外学振とポスドクフェローシップ
 さて、私がポスドクに至るまでの経緯を少し詳しくお話しします。私はポスドクでも非モデル動物を用いた動物学的な研究を続けたいと考え、また海外渡航を希望していたこともあり、博士課程の間にHejnolラボを第一候補と考えるようになりました。海外でポスドクをする上で、多くの方が思い浮かぶのが海外学振だと思います。私もその例に漏れず、加えて英語での面接や海外フェローシップの申請書書きには自信がなく、海外学振を用いた渡航を第一に考えていました。博士後期課程の2年目辺りまでにHejnol labを受入先候補に定めて、8月ごろに思い切って海外学振の受入についての問い合わせをしました。これまで面識がなかったにもかかわらず、翌日すぐに返信いただき、給与額が雇用下限を下回っていないかなど親身に可能性を検討していただきました。比較的早くに連絡を入れたのですが、彼自身の所属先の変更などもあって、実際に研究の話を始めたのは冬ごろになりました。メールを通して研究内容について議論していく中で、私の研究計画を気に入っていただき、年明け頃にHejnol labを受入先として申請書を作成し始めるに至りました。他にも多くの方にお手伝いいただき、幸いにもその年に海外学振の採択を受け、学位取得後すぐにドイツへと渡航しました。
 申請書の作成にあたっては、英訳した草稿をAndreasに送り、親切にも数多くのコメントをいただきました。このプロセスは相互に研究方針を把握し、また自分の研究能力をアピールできる良い機会だったと思います。とりわけ会話力や瞬発力が求められる面接などとは異なり、時間をかけて自分の研究能力をプレゼンすることができたと思います。この点は申請書を書く上でのメリットになるだけでなく、PIとポスドクが良好な関係を築く上でとても大事だと考えています。実際にこのプロセスを経ていたからこそ、渡航前にいくつかの動物の飼育系を立ち上げてもらっていたり、別の研究プロジェクトのパートを任せてくれたりと、スムーズに研究チームに加わることができたと思います。
 こちらに滞在し始めてから、海外のフェローシップについても色々と耳にするようになりました。例えば、有名なEMBOやMarie Curieをはじめ、ドイツにはフンボルトフェローシップなどがあります。これらは有名な分、飛び抜けた業績なしで通らないイメージを持っていたのですが、選考はジャーナルだけに囚われず、実感としては国内のフェローシップに通る内容であれば十分勝負できる印象を持つに至りました。私は出してもいないので、とても偉そうなことを言っていることを心から自覚していますが、もし学振などに申請するのであれば、それをそのまま英訳してフォーマットしてみることをお勧めします。また多くの海外のフェローシップとは異なり、海外学振には「所属しているラボは受入先にはできない」という移動制限がないので、この点の活用方法も一考に値すると思います。

4.2. 現状の契約について
 滞在期間としては海外学振の2年だけの滞在ではなく、こちらでしっかりと研究する能力やプレセンスを高めたい意識があり、少なくとも追加で数年は海外で研究を進めたいと思っていました。その辺りを直接話し合ったわけではないのですが、Andreasも2年だけではなく延長前提で色々と計らってくれて、海外学振終了後も彼の持つポスドクポジションで雇われる形で同じ研究を進められています。実力以上に私を評価していただき、望外の待遇だと思います。
 Professorがほとんど唯一の職位であるドイツの大学においては、私の立場は日本での任期付き助教と似ていて、教育の義務があります。ドイツ(少なくともイェーナ)での大学教育は、学部生には主にドイツ語、修士以降は英語が主な使用言語となり、私は修士学生への実習などを担当することで、その義務を果たしています。この記事の執筆時には配列データ取得から系統解析をするといった初歩的なインフォマティクス解析を修士の学生に教える授業・実習を担当しています。この点では前述に反して、自分の研究のみに集中できているわけではありませんが、私の場合は教育負担がそれほど厳しくはなく、海外での教育経験を積む有意義な機会としてポジティブに受け取っています。
 現在は日本の学振にあたるDFG(ドイツ研究振興協会)の研究費取得を試みています。DFGの研究費では、Temporal PI moduleという研究費の枠組みがあり、言わば自分の研究費で自分を雇うことが可能となっています。このような研究費の取得を通して、もうしばらくはドイツに残って研究を進めたいと考えています。一方で、今後もドイツに居続けるのかと言われると難しいとも思っています。先に述べたように学部生の授業はドイツ語で行われており、英語で精一杯な私はそのレベルまでドイツ語を修練するのが困難に思います。また日本での食生活や本屋、温泉などはやはり諦められるものではなく、私の本質的な嗜好が身近でない生活を、長く続けるにも限界があるように思います。何よりも海外に出たことで、日本の社会と付き合っていく意識が強まってきたことも大きく、後々は日本での暮らしを考えています。

5. 言語面について
 ドイツに渡航してから日常的な業務や会話、論文や研究費申請、他のラボでの実験などを通して、流暢とは言えずとも海外ポスドク生活を送るための最低限の英語が身についたと思います。もとより私は海外での生活を希望していた反面、英語が得意かというとそれほどではなく、話すにしても書くにしても散々な目に遭ってきました。私にとっては英語での会話やライティング能力の向上も海外渡航の大きな目的の一つであったので、当然生じうる苦労ではありましたが、なかなかそうとも割り切れず落ち込むことも少なくありませんでした。やはり日本語母語話者にとって英語は大きな壁として立ちはだかる場合が多く、適切な準備と訓練が求められると思います。
 私の経験としてはポスドクなどの年単位での滞在前に、一度短期間的に海外で過ごすことが大事だと感じています。例えば私はドイツに渡航する前に、修士の頃に大学の制度を用いて3ヶ月ほどイギリスに滞在したことがあり、ここでの経験値が現在のポスドク生活を下支えしていると思います。この時は短期研究プロジェクトとしてオクスフォードに赴いたのですが、ラボミーティングの会話についていくのもなかなか大変で、コミュニティ内で自分だけ英語ができない状況がどれだけ堪えることなのかを身に染みて学びました。一方で、そのような経験によって、海外に出る上で求められる英語力や生活の様子が想定できるようになりました。ポスドクで渡航して以降も、その頃よりは成長したなと感じるたびに、当時の経験が生きていると感じます。数ヶ月での滞在で英語力が飛躍的に伸びることは難しいかもしれませんが、得られる経験値のことを踏まえると、短期間でも行ってみることは大事に思います。
 また私のボスや同僚は、少なくとも私の言動に一定の敬意を払ってくれていると感じています。そして、そのような人たちにこちらが卑下することも却って失礼に思い、このことによって言語面の心理的なハードルが除かれたと感じています。研究者にとって、英語は単なるツールで話す内容こそが大事だ、という言及をよく耳にします。このことは心に留めるべき真なことですが、単なる根性論に身を任せるのではなく、英語力の訓練は当然として、適切な環境で心理的に自分を保護することも同じくらい重要に思います。

6. さいごに
 ドイツで生活する中で日本との違いは至る所に見受けられます。このような違いやあるいは共通性を目にするたびに、私自身がヨーロッパや海外、そして日本をいかに乱雑に捉えてきたのか気付かされます。日本を外から見るというのは使い古された言葉ですが、その大切さを日々実感しています。とりわけ私の住むイェーナは極右政党が台頭している地域の一つでもあり、大学を挙げた反対運動が盛んに行われるなど、ポピュリズムの興隆について思索に至ります。ここでの生活を通して、私自身の社会への向き合い方が否応なく問われ、そして改められているように思います。
 ポスドクという流動的で不安定なポジションの中で、自分のしたいことをサポートしてくれるファンディングや人々のおかげで、自分なりに満足した日々を過ごせています。研究者としてこれからは、研究室を主宰するような立場へと移行できるように自らの能力を研鑽しつつ、サイエンスにおける自分の問いをより突き詰めていくことが目標です。大層なものではありませんが、何かしらの役に立つことを読み取られた方がいらっしゃったら、この上ありません。長々とお付き合いいただきありがとうございます。
(上) Rügen islandの海岸で化石を探す著者と採集した正形ウニの化石。(左下) まだまだ健在な鈴木大地さんより頂いた電子レンジ用炊飯器(進化学会ニュース 2017 Vol. 18 No. 3参照)。(右下) ラボメンバー総出でのハリガネムシ採集。
2025.09.08

公益財団法人山田科学振興財団 2026年度海外研究援助公募中のお知らせ

●名称:2026年度海外研究援助
●主催:公益財団法人山田科学振興財団
●ホームページURL:https://yamadazaidan.jp/requirements/grant-bosyu_kaigai/
●応募締切日:2025年10月31日(金)
●学会推薦:不要
●趣旨:
若手・中堅研究者が海外の大学や研究機関等に一定期間(1か月~1年間)滞在して基礎自然科学を主題とする共同研究を実施するために必要な経費を助成し、これによって新しい研究の方向性を見つけた研究者とその研究に興味を持つ海外研究機関等との国際交流を活発化することを目指します。
また、個人の研究だけではなく、グループで行う研究も援助の対象とするとともに、多様な視点や発想を取り入れ、研究活動を活性化し、想像力を発揮する研究者を積極的に支援するため、当財団は、女性の活躍と多様性を尊重します。
※2025年4月1日~2026年3月31日に出発予定の方を対象とします。
●公募課題
研究内容としては、自然科学の基礎研究を主題とする内容であって、既成の物理学、化学、生物学(基礎医学を含む)の学術体系を変革し、新たな視座から学問領域を切り拓く可能性のある学際研究や、新たに異分野に挑もうとする研究を重視します。
特に、若手研究者、女性研究者、これまでに山田研究会への参加や当財団からの援助を受けた研究者、大学院生や若手研究者が積極的に参加する研究グループからの応募を歓迎します。
ただし、申請は個人・グループで行う挑戦的・独創的な基礎研究を対象としています。
臨床医学のポスドク留学など、実用・応用志向研究の渡航は対象となりませんので留意してください。
審査においては、挑戦的・独創的研究、新規研究グループで実施する研究を重視します。
●援助金額:個人A:100万円/件上限、個人B:200万円/件上限、グループ:100万円もしくは200万円/件上限
※採択件数は、個人・グループに関わらず10件程度
(女性研究者の申請2名以上を含む)を予定しています。
2025.09.02

第47回(令和7年度)沖縄研究奨励賞推薦応募について

《沖縄研究奨励賞の設置》
沖縄研究奨励賞(奨励賞)は、当協会の設立目的にある「沖縄の振興施策への積極的な協力」に関連し、これを推進する事業として、沖縄の地域振興に貢献する人材を発掘し育成することを目指して、昭和54年7月に設置されました。

《沖縄研究奨励賞の概要》
沖縄を対象とした優れた研究を行っている50歳以下(応募の年の7月15日現在)の新進研究者(又はグループ)を受賞対象としています。 応募しようとする方(応募者)の出身地及び国籍は問いません。応募にあたっては推薦応募の形式をとっており、応募者は大学、学会または実績のある研究者などからの推薦を受けて応募しなければなりません。 学会等から推薦された応募者は、その年に開催される選考委員会に諮られ、受賞候補者が選考されます。 沖縄協会会長は、選考委員会から推薦された受賞候補者の中から当該年度の受賞3件以内を決定します。 受賞者には、奨励賞として本賞と副賞50万円を贈呈し表彰するというものです。

●応募資格
(1)沖縄を対象とした優れた研究を行っている。
(2)令6年7月15日現在、50歳以下。
(3)学協会、大学、研究機関または実績のある研究者から推薦を受けた者。
(4)出身地及び国籍は問わない。

●応募書類
(1)「沖縄研究奨励賞推薦応募用紙」(応募用紙は、当協会ホームページhttps://www.okinawakyoukai.jp/pages/52/よりダウンロード)記入は日本語とする。
(2) 研究成果物(論文3編以内、著書がある場合は1冊)
(3) 研究成果物(論文または著書)の簡潔な要旨(A4判、横書き、1,000字以内)要旨は日本語とする。
(4) 主な研究業績の目録(著書、論文等30点以内)

●応募方法
応募書類((1)~(4))を添えて郵送により提出する。

●応募書類の提出先
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町17-6 201
公益財団法人沖縄協会 「沖縄研究奨励賞」係

●応募期間
令和7年7月15日(当日消印から有効)~9月30日(当日消印まで有効)

●受賞者発表
令和7年12月上旬

●贈呈式
贈呈式・令和8年1月22日(木)
沖縄県那覇市内のパシフィックホテル沖縄で開催。
2025.09.02

金沢大学医薬保健研究域医学系組織細胞学研究分野担当助教の公募について

1 応募資格  次のいずれの条件にも当てはまる者
(1) 博士の学位を取得している者。
(2) 分子生物学における十分な知識と研究経験を有する者。
(3) 分子生物学に関連する研究分野において優れた研究業績を有すること。
2 職  名  助教 1名
3 職務内容 分子生物学に関する研究
以下の組織における、上記分野に関連する講義、実習及び研究指導等
・学士課程における共通教育・専門教育
・大学院医薬保健学総合研究科修士課程及び博士課程における専門教育
・大学院先進予防医学研究科博士課程における専門教育
(英語での授業をお願いすることがあります)
4 採用予定  令和8年4月1日以降のできるだけ早い日
        着任日は応相談。
5 公募期限  令和7年10月31日(金)17時 必着
6 任期等  任期付き(5年 再任可)【引き続いた本学在職歴を有する者については、当該期間を通算して10年を超えない範囲内での任期となります。】
・再任審査事項
1)講義、実習、演習、研究指導等の教育活動
2)論文発表、学会発表、研究資金獲得状況等の研究活動
3)大学及び社会への貢献等
7 待  遇  就業規則等については、下記のURLをご覧ください。
http://www.kanazawa-u.ac.jp/university/administration/regulation/rules
※給与は、年俸制を適用します。
8 必要書類
(1) 推薦書(必ずしも必要とはしない。ただし提出しない場合は問い合わせのできる2名の氏名、所属、住所、電話番号、電子メールアドレスのメモを添付すること)
(2)履歴書     1通(様式1)
(3)業績目録    1通(様式2)
(4)主要論文の別刷 3編(コピー可)
(5)研究・教育に関する実績と抱負(2、000字以内、様式自由)
※応募書類は、すべて当方にて責任を持って廃棄し、返却しません。
9 書類提出先  (郵送又はEメールにて受け付けます)
[郵送の場合] 〒920-8640 金沢市宝町13番1号
       金沢大学医薬保健研究域医学系長あて
(親展とし、表書きに「組織細胞学研究分野・助教応募」と朱書きし、郵送の場合は書留でお願いします)
[Eメールの場合] すべての必要書類をPDFファイルへ変換し、下記事務担当アドレス宛に【組織細胞学研究分野・助教応募】というタイトルで一つのZIPファイルにまとめて送付してください。
メールサイズが 10MB を超える場合は、ファイル送信サービス等を利用して提出してください。メール受取後、事務担当から受取の連絡をいたします。2営業日を経過しても受取連絡の返信がない場合は、事務担当まで連絡願います。
10 本件問合せ先  事務担当:医薬保健系事務部総務課人事係長 池多
     TEL.076-265-2112 FAX.076-234-4202
     e-mail: t-jinji@adm.kanazawa-u.ac.jp
研究担当:組織細胞学研究分野 教授 西山正章
   (新学術創成研究機構 次世代医療創成研究コア 社会脳発達研究ユニット)
  TEL.076-265-2150 e-mail: nishiyam@staff.kanazawa-u.ac.jp
11 付  記
(1)金沢大学では、教員の英語による教授能力の向上、英語による開講科目の増設等を前提とした英語教育の強化に取り組んでおります。
(2)金沢大学では、ダイバーシティ研究教育環境の整備を推進しています。詳しくは、下記URLをご覧ください。
https://ipdi.w3.kanazawa-u.ac.jp/index.html
(3)男女共同参画社会基本法の趣旨に則り、本学では女性研究者の積極的な応募を歓迎します。
(4)選考の過程でご来学の上、ご講演を願うことがあります。(交通費の支給はありません)
2025.09.01

JSDB第59回大会シンポジウム・ワークショップ公募のご案内

日本発生生物学会 会員 各位

2026年6月9日(火)〜12日(金)の日程で、JMSアステールプラザ(広島市)において、第59回日本発生生物学会年会をフランス発生生物学会との共催大会として開催いたします。6/9にワークショップ3件(内2件を公募)、6/10-11にシンポジウム4件(内1件を公募)、6/11にLaure Bally-Cuif博士(Institut Pasteur)、Ken W. Cho博士(UC Irvin)、高橋淑子 博士(京都大学)による基調講演会を設ける予定です。一般口頭発表については、6/10から6/12に1人15分で96名分の時間を設け、ポスター発表は6/10-11に時間を設けます。ポスター発表賞を予定しておりますので、候補者はエントリーが必要となります。授賞式は、6/11の懇親会で行います。日仏合同大会のため、使用言語は全て英語を予定しています。

一般口頭発表のカテゴリーは以下を予定しています。
1. Early Embryogenesis
2. Morphogenesis and Organogenesis
3. Metabolism and Disease Models
4. Reproduction and Germ Cell
5. Stem cells and Regeneration
6. Neural Development
7. Evolution of Genome and Morphology

上記の通り、シンポジウム1件(6/10、9:00-11:30、2.5時間、英語)、ワークショップ2件(6/9、15:00-18:00(15;00開始、最長18:00まで、2〜3時間程度、英語)を公募します。テーマについては、従来のシンポジウムやワークショップの枠にとらわれない、斬新な企画をお待ちしております。発生生物学の分野にとらわれる必要はありません。

なお日仏合同大会の趣旨を踏まえ、ご提案テーマに関連するフランス側発表者1名分のスロットについてご協力をお願いする場合がありますので、あらかじめご了承ください。

申し込みは次の5項目について2025年10月31日(金)までに、以下のGoogle formにご登録をお願いいたします。
申込フォーム:https://forms.gle/uixR4kakZ3T8rReq8

(1)企画タイトル名(仮で構いません)
(2)オーガナイザーの氏名と所属(例:発生太郎・カエル大学)
(3)連絡先電話番号
(4)開催したい理由
(5)講演候補者名(企画の趣旨がわかる候補者名を挙げて頂ければ結構です。現段階では本人の了承を取る必要はありません)

 発生生物学の新たな方向性を打ち出す企画や、特に、若手研究者からの萌芽的な企画を期待します。申込が多数の場合はご希望に沿えないことがありますので、ご了承ください。

日本発生生物学第59回大会 準備委員長 荻野肇

ご不明な点がありましたら事務局までお問い合わせください。
jsdbadmin@jsdb.jp
2025.08.22

2026年度笹川科学研究助成の募集について

■主な募集条件
【実践研究部門】助成上限額:1件50万円
 ・生涯学習施設(博物館、図書館等)に所属している専門職員(学芸員、司書等)
 ・年齢、雇用形態は問わない

【学術研究部門】助成上限額:1件150万円
 ・35歳以下
 ・大学院生等(修士課程・博士課程)または任期付き雇用の若手研究者
  ※但し、「海に関係する研究」は重点テーマとして支援するため任期無し雇用の方も対象とする


■申請期間
・申請期間:2025年 9月16日 から 2025年10月15日 17:00 まで

■申請方法
 Webからの申請となります。詳細は本会Webサイトをご確認下さい。
  https://www.jss.or.jp/ikusei/sasakawa/

◇ご周知について
□ポスターについて
 以下URLより告知のためのポスターが印刷できます。ご周知にご利用ください。
  https://www.jss.or.jp/ikusei/sasakawa/data/2026poster.pdf

□Webでの周知について
 笹川科学研究助成の募集について、HPやX等のSNSに投稿いただけると幸いです。
 本会Webサイトにリンクをしていただける際には、お知らせ願います。

☆Xについて
 本会の情報等を発信していますので、よろしければフォローをお願いします。
  https://x.com/jss_info
 
 笹川科学研究助成について、ご不明の点は以下までお問い合わせください。

<問い合わせ先>
 公益財団法人日本科学協会 笹川科学研究助成係
 TEL:03-6229-5365 
 E-mail:josei@jss.or.jp
 URL:https://www.jss.or.jp
2025.08.19

東洋大学 生命科学部 生命科学科 生命機能分野 教授、准教授または講師の公募について

このたび、東洋大学生命科学部生命科学科では下記の要領で、教授、准教授または講師を公募いたします。詳しくは下記の公募詳細をご覧ください。
東洋大学HP
https://j-sys.toyo.ac.jp/pms/app/saiy_f1550
JREC-IN Portal
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D125080485

職種: 教授、准教授または講師
募集人員: 1名
着任時期: 2026年4月1日
所属・所在地: 生命科学部生命科学科・朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市岡48-1)
募集分野: 生命機能分野
主な担当予定科目:
生命実験化学/生命科学序論、生命科学実験Ⅰ/生化学実験、先進科学創生論、生命科学輪講Ⅰ、 生命科学輪講Ⅱ、生命科学輪講Ⅲ、卒業研究Ⅰ、卒業研究Ⅱ、卒業論文、生理学/医生理学、神経科学/神経生物学、研究室演習、現代生物学等
※担当授業科目は変更となる場合があります。
※業績により、大学院生命科学研究科博士前期課程及び博士後期課程の講義科目・研究指導を担当する場合があります。
業務内容:
教育業務、研究業務、入学試験関連業務、学内運営業務、その他学部が必要と認めた業務
応募資格等:
(1) 博士の学位を有する方。
(2) 前述の科目が担当可能である方。
(3) 科学的倫理観を基礎とした見識を有し、協調性に富み、学生の教育および研究に情熱を持って当たれる方。また、校務を積極的に行っていただける方。
(4) 生命機能分野で先進的な研究をされている方で、優れた新規性、独創性を有する研究を展開して おり、学部学生および大学院生の教育および研究指導ができる方。学生の就職支援の充実化や産学連携に積極的な方が望ましい。
(5) 本学のSDGsやグローバル化およびダイバーシティーの推進に貢献できる方。
(6) ①海外において1年以上の教育・研究又は就業実績がある方、②海外の大学で学位(修士以上)を修得した方、③英語での授業が実施可能な方、のいずれかに該当する方。
応募締切:2025年9月25日(木)必着
「生命科学科(生命機能分野)応募書類在中」と朱書し書留で郵送のこと。
※ 原則として、応募書類の返送・返却はいたしません。
応募書類送付先:
〒351-8510 埼玉県朝霞市岡48-1 東洋大学朝霞事務部朝霞事務課
問い合わせ先:
東洋大学生命科学部生命科学科 学科長 小柴 和子
E-mail:koshiba[at]toyo.jp ※[at]を@としてください
※本学生命科学部の概要は下記のホームページをご参照下さい。
https://www.toyo.ac.jp/academics/lsc/
2025.08.19

大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻 教授の公募について

大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻では、生物科学とその境界領域に関するすべての研究領域を考慮対象として、卓越した独創的研究を展開し、国内外でリーダーシップを発揮できる教授を公募します。採用された方は、研究に加え、全学共通教育・学部・大学院教育を担当していただきます。

職名:教授
募集人数:3名
所属:大学院理学研究科(生物科学専攻)
勤務場所:豊中キャンパス(大阪府豊中市待兼山町1-1)
専門分野:生物科学
職務内容:研究室を主宰し研究を推進するとともに、理学研究科生物科学専攻における、大学院・学部の教育・研究指導と運営(入試、各種委員等)、全学共通教育、組織運営に携わっていただきます。
応募資格:[必須条件]
(1) 博士の学位またはそれと同等の能力あるいは業績を有すること
(2) 十分な研究実績があること
(3) 業務遂行に支障のないレベルの日本語及び英語の能力があること
採用日:2026年4月1日以降(着任日に関しては応相談)
契約期間:期間の定めなし
試用期間:6か月
応募期限:2025年10月6日(月曜日) 必着 ※ 日本時間にて
その他:着任後すぐに准教授、講師、または、助教(いずれも任期付)のいずれか1名を選考の上採用して新規研究グループを形成していただけます。また、着任後5年以内に、もう1名採用することができる予定です。
詳細:詳細情報および提出書類などは、ウェブサイト( https://www.sci.osaka-u.ac.jp/ja/recruit/ )掲載の公募要項をご覧ください。
2025.08.19

ASHBi Symposium 2025 – Human Early Development: In vivo and In vitro

このたび、ASHBi Symposium 2025 – Human Early Development in vivo and in vitro を、2025年9月18日(木)・19日(金)に開催いたします。

本シンポジウムでは、ヒトおよび霊長類の発生初期に関する最新研究や新たな研究手法に焦点を当て、国内外から14名の第一線の研究者をお招きし、発生生物学や幹細胞研究などの分野における最新の成果をご紹介します。ご関心のある方はぜひご参加ください。

登録| https://forms.gle/hi917Zajb4frGPGk9
詳細| https://ashbi.kyoto-u.ac.jp/ja/event/event-symposium/20487/

日時| 2025年9月18日(木) – 9月18日(金)
会場| 京都大学 がん免疫総合研究センター (CCII) 
Bristol Myers Squibb棟多目的ホール(NITORI Hall)
* 本ワークショップはオンサイト開催のみです
* 会場参加については先着順とし、定員(100名)になり次第、締め切ります。
言語| 英語
対象| 大学や研究機関に所属する研究者、及び、学生

講演者|
Cantas Alev (Kyoto University, JP)
Laurent David (Nantes Université, FR)
Du Peng (Peking University, CN)
Masatsugu Ema (Shiga University of Medical Science, JP)
Mingxia Gu (University of California, Los Angeles, US)
Jingtao Guo (Chinese Academy of Sciences, CN)
Idse Heemskerk (University of Michigan, US)
Mo Li (KAUST, SA)
Tomonori Nakamura (Kyoto University, JP)
Ryuichi Nishinakamura (Kumamoto University, JP)
Peter Rugg-Gunn (Babraham Institute, UK)
Mitinori Saitou (Kyoto University, JP)
Mijo Simunovic (Columbia University, US)
Leqian Yu (Chinese Academy of Sciences, CN)

オーガナイザー| Cantas Alev (Kyoto University)

問い合わせ| ashbi-event[*]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
[*]を@に変換下さい。
2025.08.19

沖縄科学技術大学院大学 神経発生ユニット 研究スタッフの募集

沖縄科学技術大学院大学 神経発生ユニットでは研究員(ポストドクトラルスカラー)もしくは技術員を1名募集します。

1.業務内容:
本研究室では、ゼブラフィッシュを用いて、網膜神経細胞分化のメカニズムや視細胞変性と再生のメカニズムの研究をしています。神経細胞分化、視細胞をモデルにした神経変性や再生の研究に興味がある、若い方からの応募を歓迎します。(研究室ホームページ、https://www.oist.jp/ja/research/research-units/dnu)

2.応募資格:
研究員:大学院博士課程修了(2026年3月の見込みも含む)。ただし、採用時に博士号取得後5年以内であること。
技術員:大学もしくは大学院修士課程修了(2026年3月の見込みも含む)。

3.勤務場所: 沖縄県恩納村谷茶1919-1 沖縄科学技術大学院大学キャンパス

4.任期: 常勤、6ヶ月の試用期間を含む2年間の任期制雇用。
研究員:最長5年間を限度として更新可
技術員:OISTでの勤務が連続して10年を超えない範囲で更新可
(ともに、業績評価、勤務態度並びに本学の財務その他の状況により判断)

5.給与:本学園の規程に基づき経験・能力に応じて支給する(本給、通勤手当、住居手当)

6.待遇:赴任手当、住宅手当、通勤手当、年次有給休暇、夏季休暇、社会保険完備(私学共済、雇用保険、労働災害保険)(https://www.pmac.shigaku.go.jp/

7.応募書類:
(1)履歴書(写真貼付)
(2)業績リスト(論文/学会発表)
(3)現在までに携わった研究内容、志望動機(A4 2?3枚程度)
(4)応募者の所見を求めることができる研究者(指導教官が望ましい)2名の電子メールアドレスを含む連絡先

8.応募〆切:2025年11月30日。ただし、定員に達し次第終了することがあります(お問い合わせください)。

9.採用予定日: 2026年2月1日以降のなるべく早い時期

10.書類提出:
下記電子メールアドレス宛送信してください。
zebrafish-recruit@oist.jp
または、封筒に「応募職種」を記載し、以下の問い合わせ先の住所に郵送で提出して下さい

11.問い合わせ先
沖縄科学技術大学院大学 神経発生ユニット 秘書 大嵩美月
〒904-0495 沖縄県恩納村谷茶1919-1
TEL: 098-966-8847
E-mail: zebrafish-recruit@oist.jp