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キイロショウジョウバエの始原生殖細胞(極細胞)の細胞培養化


三浦 朋子1  仁木 雄三1  Mahowald,A.P2

茨大 院理工 自然機能1,Stanford Univ.Sch.Med2


キイロショウジョウバエの始原生殖細胞(極細胞)は胚盤葉期の卵後極に形成され、0‐2回の細胞 分裂後、平均35個となる。その後,分裂休止期に入り、孵化後、生殖幹細胞へと分化していく。 極細胞の分裂休止と再開がおこる機構を調べる一手段として、極細胞を初期胚より採取し培養を試みた。前大 会で、我々は、野生型系統の初期胚の初代培養上清を培地に加えると、正常発生で見られる形態変化を示し、 さらには、分裂が誘導されることを報告した。しかし、長期的な極細胞の維持はできなかった。 今回、極細胞を長期的に培養するために、成長因子であるsonic Hedgehog、Wingless, Decapentaplegicを強制発現させた初期胚の初代培養細胞を作成し、培地にその上清を加えて、効果を調べた 。その結果、sonic Hedgehogが効果的であることが分かった。 さらに、胚時期の中胚葉性細胞を培養し、細胞株を樹立した。樹立した細胞株と極細胞との共培養を行い、極 細胞の生存や増殖への効果を調べている。


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