○岩崎 美樹1,2 和田 浩則2 伊藤 梨絵2,3 佐藤 智美2 政井 一郎4 西脇 優子4 田中 英臣1,2 佐藤 淳1,2 野島 康弘1,2 岡本 仁1,2
科技団・戦略1,理研・脳センター・発生遺伝子2,東京医薬専3,理研・政井独立主幹4
ゼブラフィッシュの顔面神経細胞は、後脳の菱脳節4番(r4)で生まれ, 菱脳節6番(r6)に移動し、そこで神経核を形成する。我々はこれまで、顔面神経細胞の尾部への移動に、2つの 遺伝子landlocked (llk)およびtraffic jam (tam)が必要であることを示した。本研究では、これらの遺伝子を単離するため、Bulked segregant analysis (BSA)法により遺伝子マッピングを行った。llkおよびtam遺伝子座はそれぞれ、LG7およびLG22 にマップされた。連鎖解析を行った結果、連鎖領域に既知の遺伝子は存在しなかった。次に、突然変異により 近いDNAマーカーを単離するため、Representational difference analysis (RDA)法を行い、llk遺伝子座から0.05 cMに位置するDNA断片を得た。さらに、このDNA配列をもとに、データベース検索とPACライブラリー・スクリ ーニングを行い、llk遺伝子座近傍の約330kbのDNA配列を得た。現在、llk遺伝子の決定を目指 し、詳細な組み換え地図の作成を行っている。
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